2017年8月29日火曜日

鈴鹿山系 宇賀渓 蛇谷


期日 2017/08/27
山域 鈴鹿山系 宇賀渓 蛇谷
メンバー kazu , dai ,Tちゃん , Mちゃん , Sさん

daiから連絡があったのは確か火曜日。
『週末、空いてる?』空いてはいたのだが、私は、私自身の休みの予定を自分で決めることができない。その夜、私は嫁に『daiさんがどーしても行きたいんだって。』と全ての罪をdaiに押し付けることで私は自身の日曜の自由を勝ち取った。

その数日後、今度はMちゃんからのお誘いが。
『沢行かない?』
楽しそうだ。いや。楽しいに決まっている。



だが、daiからは『来月に控えた山行のためのトレーニングをする。』と言われていた。
Mちゃんにその旨を伝え。今回はごめんね。との返信をした。

その後、話の流れでdaiにそのことを伝えると『沢いいね。ってか沢っしょ!』
おいおい?トレーニングは? そうも思ったのだが、この暑い中、行ったところですぐに言い訳を見つけてサボり、どうせたいしたトレーニングもせずに帰ってきてしまいそうなので今回は沢へいって楽しくジャブジャブすることにした。

おまけに今回は藤内レジェンドの1人Sさんも一緒に行ってくれるとのこと。これはラッキーなことだ。しっかり勉強させていただきます。

当日はdaiに迎えに来てもらい出発。

8:30

宇賀渓谷駐車場集合

9:15
入渓



入渓ポイントまで駐車場から20分くらいだ。

身体から汗が噴き出してきた頃に入渓する。水温は程よい冷たさで火照った身体を冷ますのには丁度よい。

Sさんの沢登りのスタイルはネオプレーンのパンツにアロハだ。イカす!
私も次回からの沢登りはSさんリスペクトでアロハでキメてやろうと密かに今、心に決めている。

今回のメンバーで蛇谷に初めて入るのは私だけだ。私自身、沢に関しては素人に近い。
かなりの頻度で遊んでいるdaiだが一緒に沢に行くのは初めてのことだ。

行けば絶対的に楽しい沢登りなのだがどうも足が向かない。

夏の暑い時期に1、2度行けばよいほうだ。

今回行った蛇谷は滝が多くクライミングの要素が強くとても面白かった。


 相変わらず下半身は海パンのみなのdaiだが何故か上半身はネオプレーンのベストを着ていた。私は『そんなの買う前に沢用のスパッツを買えばいいのに』と心の中で思っていたはずが、無意識に心の声が口から出てしまった事は申し訳なっかたと反省している。

白竜橋から入渓し最初に現れるのが魚止滝だ。直登は厳しいのでここは素直に巻く。

すぐに沢芯にもどりそのまま進むと次第に廊下になってくる。

幾つか小滝を越えていくと燕滝が現れる。


 燕滝を越えていくと本谷?(勉強不足ですみません)へ入っていく。
今日の目的は蛇谷なので本来は登攀しない。

ところが、Sさんは『登りたいだろ?待っててやるから登ってこい』
なんと気のきくお方なんだ!

こんなの見たら登攀したいに決まっている。見て見ぬ振りができるはずがない。
daiと2人登攀の準備をし取り付いた。

少し驚いたのだがセカンド大好きを公言しているdaiがリードを買って出てくれた。
最近、daiは山に行けてなかったので飢えていたのだろうか?
それとも何かに目覚めたのだろうか?
どちらにせよフェルトを信用できないは私にとってはありがたいことだった。


滝の上部を右側へ渡り懸垂で戻る。

小休止をしてその先に進んだ。
燕滝を左後方にしながら進めば蛇谷に入る。

蛇谷に入るとすぐに10Mほどの滝が現れる。
この辺りからも幾つかの滝が連なる。この辺りを五階滝というらしい。


水深の深い釜が多く何回か泳いだ。

 初めはMちゃんと、子供のようにはしゃいで水に飛び込んでいたのだがこの辺りからあまり水に入りたくはなくなってきた。何故かというと私は子供ではなく、おじさんなので『楽しい』という心の問題より『冷えてきた』という身体の問題の方が勝ってしまうのだろう。
Mちゃんもこの辺りから積極的に水に入らないようになってきたのはそういうことだからなのだろうか?私には女性を相手にそのようなことを聞く野暮はできなかったので確認は取れてはいない。が、おそらくはそういうことなのだろう。





ここでも泳ぐ羽目になる。
さらに中央のチョックストーンの左側を登るのだが頭からずぶ濡れになって越えた。




どの滝とても美しく私を楽しませてくれた。

Mちゃんもしっかり登る。

 そういえば途中、一般道と沢が交差する場所で7、8人のご年配の方達のハイカーに出会った。私たちを見て『こんなところ登るの?』『まぁ、女の子まで』と言っていた。
その中の1人の方がMちゃんに『おてんばちゃんなんだね』と言っていた。
その後しばらくMちゃんが私たちから『おてんばちゃん』と呼ばれていたことはあえて書くまでもないだろう。



まだまだ、滝は続く。

そして、いよいよ最後の滝へ。

最後はdaiにリードを譲ってもらい私がリードさせてもらった。

ここは残置は無いがカムがバッチリ効くので安心だ。





蛇谷はこの先、竜ケ岳の山頂まで続くのだがSさん曰く『楽しいのはここまで』とのことだ。この滝の上部から5分ほど藪漕ぎすれば登山道に合流でき、そこから駐車場まで1時間もかからない。

なんてお手軽な沢だ!
そのお手軽さとは裏腹にこの充実感!

14時少し過ぎには駐車場に到着。

着替えて、Tちゃんにご馳走になったノンアルビールで乾杯し帰路に着いた。

Tちゃんといえば悪っそうな顔をしたDえもんのTシャツを着ていたがどう見ても綿Tだ。
今時の登山の常識で綿TがNGなのは周知のこと。
私自身3年ほど前の夏に綿Tを着て明神に行ったことで少々痛い目をみた。そのことは未だ仲間内でネタにされている。

その話はもちろんTちゃんも知っている。
 
下山を始めるとつい先ほどまでの涼しさは何処へ?
すぐに汗が噴き出してきた。さすがは低山だ。

暑い、暑いと言いながら下山していると。濡れた綿Tはいつまでも冷たくて涼しいらしく。
 
『kazuさん、綿Tサイコーっす。』

そのセリフにはいろんな意味で少しイラっとさせてもらった。きっとTちゃんも山なめてるとそのうち痛い目を見る事になるだろう。

総評

家からも車で1時間程度と近く。入渓までのアプローチも短い。
沢は美しい蓮瀑が続きクライミング要素も多い沢だった。

そして、Sさんからとても勉強になる事をたくさん教えていただいた。
なかには、聞いても後々困るような事もw

Sさん。ありがとうございました。
また、遊んでやってください。

Tちゃん、Mちゃん。誘ってくれてありがとう。

daiさん。トレーニング『ど〜すんの〜』w


追記
今回のブログで使用した写真はすべてTちゃんにお借りしました。
いつも写真撮っていただいて感謝してます。











10 件のコメント:

  1. まいど☆

    ブログにアップしようと思ってたんだけど
    kkのipadから画像をどうやって取り出すのか分からんかったので放置してますた(笑)

    蛇谷、楽しかったね〜。
    ご存じの通り、春〜秋は山であろうと沢であろうと海であろうと
    短パン素足がデフォであります☆
    ボク、ナメックですから(笑) 
    てか、タイツあるんだけど「暑いし、まいっか!」と思った次第。

    ほんと、トレーニングどーすんの(笑)
    御在所まではシンドイから、各務原あたりで朝連でもすっぺ?

    返信削除
  2. 蛇谷、お疲れさまでした。
    心の声が漏れてしまい失礼なことをw
    素足にヒルが付かなくてよかったっす。

    朝練参加しますんで、また誘ってください。


    返信削除
  3. 蛇谷、楽しかったです!
    次回はアロハでキメましょ~(^^)/

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    1. おてんばちゃん!おつかれっすw
      誘ってくれてありがと〜!
      じゃぶじゃぶ。楽しかったね。

      削除
    2. 次回、もちろんアロハで集合ね!

      削除
  4. 親方さん

    こんばんわ♪
    フェイスブックで読んで、コメントしようと思ったら( ̄◇ ̄;)
    blogわかんなくなっちゃったよぉ〜って。。。やっとたどり着けました!!

    めっちゃ楽しそうな沢ですね。
    親方さんは、何時も私が行ったことのない所に行かれてるので
    何時も見てるだけ楽しい(*^^*)

    名前がえれぇこった3号になってますが。。。すみません

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      楽しんでいただければ幸いですw

      削除

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